母の治療のつづきです。
千葉大学病院では「患者さまとご家族の方へ~術後補助化学治療法についてのご説明~」というとてもわかりやすい資料で、きちんとした説明をしてくれました。
抗ガン剤は「ユーエフティー」と「ロイコボリン錠」の2種類になりました。「ユーエフティー」はガン細胞の増殖を抑える効果があって、「ロイコボリン錠」自身はガン細胞を攻撃する作用を持っていませんが、「ユーエフティー」と一緒に服用すると「ユーエフティー」の効果高める働きがあるそうです。
1日3回飲んで、28日続けて7日休みます。これを6回繰り返しましたので、半年以上の治療となります。
副作用は白血球減少、好中球減少、血小板減少、赤血球減少、ヘマトクリット値減少、総ビリルビン上昇といった訳のわからないものと、下痢、口内炎、食欲不振、悪心、倦怠感、色素沈着などの危険性があるとの説明を受けました。
副作用早期発見のため服用中はは2週間に一度の血液検査を受ける必要がありました。
しかし母の場合は、副作用を軽減させてるために、サプリメントをしっかり摂らせましたので、全く副作用はありませんでした。
食欲は旺盛で、畑仕事をしないのでかえって太ったくらいです。感想を尋ねると「なーに、ビタミン剤を飲んでるのと変わんないよ」と言っていました。あまり副作用がないので、抗ガン剤が効いていないのでは」と不安になるくらいでした。
2週間に一度の検査でも、お医者さまがびっくりするくらい副作用が出ませんでした。
特別なサプリメントを飲んでいたわけではありません。しっかりと設計されたビタミンとミネラルそれとコエンザイムQ10だけです。
今現在は、全く治療していませんが、サプリメントは毎日しっかり摂っています。以前はまじめに飲んでくれなかった母ですが、さすがにガンになると真面目に飲むようになりました。
食生活も以前とはガラリと変わりました。肉や加工食品をやめて、野菜中心です。
現在では2か月に一度の検査ですが、全く異常はありません。(原)
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