「メタボリックシンドロームについて、診断基準の検証を進めてきた厚生労働省の研究班は、現在、90cm以上とされている女性の腹囲のサイズについて、80cmにしたほうが病気を予防できるとして、現行の基準を再検討すべきだとする報告をまとめました」というニュースが先日流れました。
このニュースを耳にして「私はメタボになってしまった」と、気にしている女性も多いようです。
そもそも、腹囲のサイズと血圧、血糖値、血中脂質の検査値のうち二つ以上基準を超えると、メタボと診断されるわけですから、腹囲だけでメタボと判断されるわけではありません。それに腹囲のサイズでの線引きは困難というのが、事実のようです。
今後どのような、基準になるかわかりませんが、基準が変わったからといって、ご自身の健康状態が急に変わるわけではありません。
病気と健康に間にいるグレーゾーンの健康状態の人に、より健康に近づくための努力をしていただきたいと思います。(原)
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