だいぶ間が空いてしまいましたが、母の経験した大腸ガンの治療についてのつづきです。
手術は無事成功したのですが、術後の回復が良くありませんでした。元々血圧は高いほうでなありませんでしたが、なぜが血圧が上がったまま下がらす、10日以上寝込んでしまいました。また院内感染でインフルエンザにもかかってしまいました。
ガンの治療についてですが、転移があったので他にもガン細胞が散らばっている可能性が極めて高いということで、抗ガン剤の治療を検討しました。
健康食品やサプリメントを販売している人には、抗ガン剤や放射線などの化学療法を否定し、その商品を飲めば治るようなことを言っている人もいるようですが、それは間違っていると思います。
確かに、副作用など化学療法にも欠点がありますので、もし私がガンになったら、化学治療は受けずに、サプリメントなど代替療法で治療したいと思っておりますが、それは他の人には押し付けることではないと思っています。
ダイエットサプリでしたら、「効かなかったね」で済まされるかもしれませんが、病気の場合は治療の機会を失わせるようなことは、してはいけないと思っております。
母の場合も「心配なので抗ガン剤治療を受けたい」ということでしたので、あまり副作用が激しい場合は中止も視野に入れ、サプリメントを活用して副作用を軽減させながら、抗ガン剤を試みることにしました。
抗ガン剤の治療については、より臨床例の多い病院でしっかりとした説明を受けてからにしたかったので、セカンドオピニオンを求めて千葉大学付属病院に移すことにしました。
セカンドオピニオンとは患者と主治医で判断するため、主治医以外の医師の意見を聞くことです。必ずしも病院を変えるということではありませんが、母の場合は病院をを変えて、千葉でしばらく暮らすことになりました。
母は地元を離れたくないようでしたし「お世話になったお医者さんから離れるのは嫌だ」とかたくなに断わっておりましたが、私が何とか説得しました。・・・つづく(原)
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