集会を開催して最後には高額な商品を販売するという商法についてご案内しましたが、私も興味本位でそのような集会に参加したことがあります。
数年前の話になりますが、自宅の近所にもそれらしき店舗がオープンしました。タダみたいな安売りを新聞の折り込みチラシで宣伝してましたので、そこには毎日のようにお年寄りが並んでいました。
参加者は皆お年寄りばかりです。まあ平日の昼間に集会に参加できるのは、お年寄りくらいしかいないでしょうけど・・・。
集会での説明の内容は、年をとると脳の働きが悪くなるので、体中に不具合が発生して病気になるというような内容でした。
グーパー体操(知ってますか?)など、ちょっと複雑な体操をやらせて、脳の働きが衰えていることを体感させているようでした。
話はとても面白く、笑いが絶えません。皆さま大変喜んでいらっしゃいました。
その日はタマゴ1パックを100円で販売して終わりです。次の日はカステラ、その次の日は食パンといった具合に、提供商品は日替わりになっており、次の日も参加したくなるような仕組みです。
私は仕事があるので、1回しか参加できませんでしたが、お時間にゆとりのあるお年寄りは毎日通うことになるでしょう。
そのうちの何人かは洗脳されて、高額な商品を買うことになるのでしょうが、ほんの一部の人しか購入はしないでしょうから、全員にタダみたいな値段で配った商品の分の元をとって、それでもかなり儲かるほど、市場価格より高額で販売しているのに違いありません。そうでなくては継続できないはずです。
今では、その店舗は移転しています。このような商法は、同じ場所で永く営業することはありません。
くれぐれもこのような集会には参加しないよう、気をつけてくださいね。(K)
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