たばこ増税の動きに、賛否両論あるようですが、私は単純に喫煙者が減るといいと思いますので、賛成です。
「大幅増税になった場合、たばこ離れが進み税収が減る可能性もある」と言われておりますが、喫煙者が肺ガンをはじめとするさまざまな部位のガン、呼吸器の病気、心臓病、脳卒中などの多くの病気の危険を高めることが科学的に確かめられているのですから、たばこ税の税収が減っても、これらの患者数が減って医療費が削減できるはずです。
「寿命が延びるので、かえって医療費がかさむ可能性もある」なんて意見を言っている人もいるようですが、健康な国民が増えることが、悪いことのはずがありません。
私も昔は吸ってたのでわかるのですが、たばこは止めるべきです。止めた人はみんな「止めて良かった、もっと早く止めれば良かった」と思っています。「止めなきゃよかった」なんていう人に会ったことがありません。
それと、たばこの消費が減れば、少しは火災も減るはずです。
平成15年版消防白書によると、建物火災の10.6%、林野火災の14.7%がたばこが原因なんだそうです。
火災で命を落としている人もいるわけですし、森林火災は、樹木を燃やして、CO2を排出しているのですから、地球温暖化にはダブルの悪影響です。貴重な森林を一瞬にして燃やしてしまうなんて、もったいなくて仕方ありません。(K)
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