2001年に平均視聴率30%以上ということで評判になったフジテレビで放映されたドラマ「HERO」が今週末から映画として公開されます。
私はこのドラマをつい最近再放送で見ました。映画化されるので再放送していたのでしょう。
キムタクの演じる型破りの検事、久利生公平が主人公で、独自のスタイルで正義を貫き事件を解決するというストーリーで、まさに彼は誰もが憧れるヒーローです。
このドラマを見てちょっと気になるシーンがありました。型破りの検事は久利生公平は元不良だったという設定なので、あえてそうしているのかもしれませんが、けっこうタバコを吸うのです。
昔の刑事ドラマなどではよく喫煙シーンがありましたが、最近では珍しいですよね。
とにかく、何をやっても久利生公平は様になるので、タバコを吸うシーンも、格好良く見えてしまいます。特に若い人はそう思ってしまうのではないでしょうか。
タバコの害のついては、このブログで(原)が詳しく書いていましたので省略しますが、テレビや映画の中で主人公が格好良くタバコを吸ってるのは、いかがなものかと思います。
「HERO」にあこがれる若者は多いと思いますが、検事になるのは大変なので、とりあえず、ダウンジャケットを着てみたり、タバコを吸ってみたりしたくなるんでないでしょうか?
未成年者の喫煙のきっかけは、タバコの宣伝や身近な人やあこがれの人の喫煙が影響しているそうです。
禁煙を勧めることも大事ですが、新たな喫煙者を出さないこと、特に未成年者の喫煙を開始させないようにすることも重要なことです。日本では未成年者の喫煙率が上昇してきているそうです。
今週末公開の映画「HERO」は韓国でのロケもあったそうで、舞台は海外にまで広がっているのですから、久利生公平検事もそろそろ禁煙されてはいかがでしょうか?ヒーローがタバコを吸っているのは、先進国では日本くらいだと思いますよ。(K)
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