ただの肥満より、中年太りの方が危険性が高いそうです。
中年太りの原因は代謝の低下です。
心臓を動かし、血液を循環させ、体温を保つなど、何もしないでも生命維持のために無意識に使われる、基礎代謝は10代後半がピークであとは年々減少していきます。若い頃と同じようね食生活を続けていると太るはずです。お酒も覚えますし・・・
また意識的に活動するために使う活動代謝も、大人になると減少傾向にあります。若い頃に比べて、歩かなくなったり、自転車に乗らなくなったりで運動量が減り、活動代謝も減っているのです。
私も20代のころは、痩せていたんですけどね。
暑いけど、運動しましょう。(K)
心筋梗塞、「中年太り」は要注意=10キロ以上増でリスク2倍-厚労省研究班
若い時やせていて、体重が10キロ以上増えた人は、
心筋梗塞(こうそく)などになりやすいことが、
厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター部長)の
大規模疫学調査で分かった。
肥満そのものの影響は、欧米で知られているよりも小さかった。
研究班は1990年から93年にかけて、全国9地域の40~69歳の男女約9万人を登録し、
2001年末まで追跡調査。
この間に男性399人、女性119人が心筋梗塞などの虚血性心疾患を発症した。
体重を身長(メートル)の二乗で割った体格指数(BMI)で7グループに分け、
発症との関連を調べたところ、男性はBMI30未満まではあまり差がないが、
30以上の人は23以上25未満の人の1.8倍のリスクだった。
女性は30以上でもリスクが上がらなかった。
さらに20歳の時のBMIや体重の増減との関連を分析。
20歳の時のBMIが21.7未満の男性で、調査時までに体重が10キロ以上増加した人は、
増減5キロ以内の人の2倍のリスクだった。
逆に20歳時に21.7以上だった男性は、
10キロ以上減った人でリスクが高い傾向が見られた。
8月23日 時事通信
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