フィリピン人の知り合いが、我が家に来ました。筑波で開催された何かの学会に出席するため、10日間ほど日本に滞在していたのですが、フィリピンに戻る前に、成田空港に近い我が家に一泊だけ寄ってくれたのです。
雑談の中で彼女がおもしろいことを言っていました。
フィリピンでは、ガンは「金持ち病」と呼ばれていていて、少し前まで富裕層の人しかならない病気だったのですが、最近は貧困層の人もガンになるようになったそうです。
その理由は、お金持ちは、美味しい物をたくさん食べるので、栄養バランスが崩れ、また車などを利用した便利な生活をしているので、運動不足となり、それが原因でガンなになってしまう人が多かったのですが、貧乏人は、果物ばかりの質素な食生活、しかもよく歩くため、ガンにはならなかったというのです。
しかし、最近では、貧乏人もも加工品やジャンクフードを食べるようになってきたので、ガンになる人も徐々に増えているのだそうです。
確かにその通りで、フィリピンは貧富の差が激しいので、顕著にそれが表れたのでしょうが、もう一つの理由として、貧乏な人はガンになる前に他の病気などで死んでしまうケースが多かったというのもあるかも知れません。(K)
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