私どもの開設している「健康110番」に先日いただいたご相談なんですが、ある健康食品の新聞の折り込み広告を見て、興味本位でちょっと電話してみたら、「ご説明にご自宅までお伺いします。」とのことだったそうです。その方はちょっと聞きたいことがあっただけなのに、急に訪問するなんて言われたので怖くなって、住所を教えずに電話を切ったそうです。そこで「こういうのってどうなんでしょうか?」とのご相談です。
国民生活センターに寄せられた健康食品に関する苦情のトップは、その販売方法についてだったそうです。1996年と古いデーターですが6500件もあったそうです。いかに購入してから後悔している人が多いかということです。販売方法で苦情の多いかったのが訪問販売だそうです。
私の知っているだけでも、訪問販売で高額の健康食品を大量に契約してしまった人が何人もいらっしゃいます。みんな後から悔しがっています。私の母親の友人も「訪問販売で25万円もの健康食品をクレジットで購入してあとで息子にすごく怒られた」と後悔していました。
ここでは、この会社名は伏せておきますが、以前にこの会社の訪問販売で被害をあわれた方から、ご相談をいただいたこともあります。
「訪問販売のすべてが悪い」とは言いませんが「すぐに自宅まで押しかける」なんていうのは断ったほうが賢明でしょう。(原)
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