サプリメントのパッケージの原材料の表示を見る限り「これは摂っても効果はないだろう・・・」と思うサプリメントって実際にあるものです。しかしそんなサプリメントでも「飲んでみたら効果があった」という人がいるのです。
その一番の理由は「プラセボ効果」によるものだと思います。「プラセボ」とは患者を喜ばせるだけのための偽薬という意味で「プラシーボ」ともいいます。どんなものでも「これは効く」と信じて飲めば効果があるというのをプラゼボ効果といいます。実験では食塩水やでんぷんなどを使用するそうです。偽薬を与える実験の結果、全体の約三分の一程度に効果があるのだそうです。
プラセボ効果というのは「気のせいでそういうこともあるだろう」という感じよりもずっと強力なものなのです。ですから、どんなサプリメントでも三分の一程度の方には効果があるので、それだけを集めれば、体験談集も作れてしまうのです。
体験談がたくさんあるのでこのサプリメントは効果があるとは限らないのです。(原)
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