ビタミン、ミネラルの必要性のつづきです。
ストレスの多い現代人は、ビタミンミネラルをたくさん必要としています。ストレスは体に多くの問題を引き起こします。ストレスは身体からマグネシウムをカルシウムの排泄量を増加させてしまいますし、活性酸素を増やしてしまいます。頭にきたり、イライラしたりするのは自分の体にとっても良いことはひとつもありません。
また、化学物質も問題です。空気や水の汚染、農薬、食品に含まれる着色料や保存料などの添加物により化学物質が体内に取り込まれやすくなっています。
特に問題なのは「ホストハーベスト」です。「ホストハーベスト」とは収穫後に農薬を掛けた農産物の事ですが、収穫後の農薬は栽培中の農薬より、数倍~数100倍の濃度が農産物に残る事になるそうです。
「ホストハーベスト」は日本では法律で禁止されていますが、日本は食べ物の6割を輸入に頼っていて、その輸入農産物ではそれが許されているのです。さらに、その中には日本で未承認の農薬や毒性の高い薬品が使われていることもあります。
輸入農産物は収穫、貯蔵、船便での輸送と出荷から店頭に並ぶまで約2週間程度かかります。その輸送中に防虫剤や防カビ剤などを吹きつけないと長い期間、鮮度を保つことができないのです。
国産の野菜だけを選んで食べても、大豆、小麦、とうもろこし、ポテトなどの加工食品や飼料の原料が輸入農産物ですので、間接的に「ホストハーベスト」による科学物質を口にしていることになっています。
化学物質が体内に入ると大量の活性酸素を発生させますので、それを除去するためにもビタミン、ミネラルが必要となるのです。
これらの原因により、ビタミン、ミネラルたくさん摂取することが、生活習慣病予防には効果的なのですが、前にも述べたように、残念ながら野菜に含まれるビタミン、ミネラルの量は激減してますし、農薬の危険性もありますので、サプリメントで補給するしかないのです。(原)
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