本日、父の千葉県柏市の国立ガンセンター東病院から岩手県奥州市の県立江刺病院への移動が無事完了しました。
長男といとこが迎えにきて、介護タクシーと常磐線、東北新幹線を乗り継いで、痛み止めのモルヒネと飲み薬を飲みながらの移動です。長距離なので患者への負担が心配されてましたが、父にとっては念願の岩手です。朝からハイテンションで、全く疲れも見せずに到着したそうです。明日の疲れが心配なほどです。
私は上野駅の新幹線のホームまで見送りました。最後になるかもしれないお別れは、さぞかし悲しいだろうと予想しておりましたが、父があまりにも上機嫌でしたので、全然悲しむことなく見送ることができました。
病院に到着すると、待ってましたとばかりに、孫や親戚やご近所が次々にお見舞いに来てくれたそうで、父も大喜びだったそうです。千葉には知り合いも少ないのでさぞかし寂しかったのでしょう。
刺激があったせいか、せん妄もすっかり軽くなって、しっかりしたことを話すようになったそうです。
今まで、投げやりな感じでお薬やサプリメントも言われたとおり飲もうとしなかったのですが、岩手に帰ってたら、前向きな気持ちになったみたいで、自ら飲みはじめたそうです。
やはり弱っている病人にとっては、楽しい時間を過ごすことは何よりのお薬になるのですね。こんなに喜ぶのでしたら、もっと早く帰してあげればよかったです。(原)
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