昨日の新聞に、ガン専門病院でつくる「全国がん(成人病)センター協議会」(32病院)はが、五つのガンの患者の「5年生存率」を公表したとありました。
http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY200810020339.html?ref=gooここにも書いてあるように、5年生存率は治療成績を示す指標の一つですが、これらの分析は患者の病状の違いの影響があるので、5年生存率がそのまま病院の治療成績を表しているとは言えません。
一人の患者さんにとっては、5年後に生きているか死んでいるか0%か100%のどちらかでしかありません。患者さんにとっては自分の5年生存率が一番気になるところだと思いますが、ガンは千差万別、十人十色です。
私の父も肺ガンが見つかった時はステージⅠbでしたので、手術をした国立がんセンター東病院で当時公表している5年生存率は70.3%でした。しかし悪性度のかなり高いガンで進行が早かったため、その中には入れなかったようです。(原)
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