メールで「日本製とアメリカ製のサプリメントの違いを教えてほしい」とのお問い合わせをいただきましたので、私どもの仕入れ先の(株)ヘルシーパスからいただいた資料などの手元の資料をまとめて返信しました。
皆さまにもお伝えしたい内容ですので、ここでもご案内させていただきます。
日本製とアメリカ製のサプリメントの違いですが、アメリカ製のサプリメントは日本で普通に手に入るサプリメントに比べて、圧倒的に多くの量の栄養素が含まれているものが多いです。
アメリカでは、日本のように公的な健康保険制度が整備されていないため病気になると経済的にも大変です。そこでサプリメントを利用して病気を予防したいというニーズが高く、サプリメント先進国といわれているように、高性能のサプリメントが多く販売されています。
一方、日本のサプリメントの設計は栄養素の日本の摂取基準に基づく設計のものが多いです。摂取基準は脚気や壊血病などの欠乏症にならないための量に過ぎません。
アメリカ製のサプリメントは単に欠乏症を避けるための設計ではなく、積極的に健康のレベルを上げることを狙って設計されているため、配合量が多いのです。
しかしただ大量に摂れば良いというわけではなく、すべてに最適なバランスがあります。アメリカ製のサプリメントは、アメリカ人向けに設計されているため、食習慣が異なる日本人の私たちにとって最適とは限りません。
例えば、アメリカ製のサプリメントに多く含まれているヨウ素は、人体に必要なミネラルですが、海産物を多く摂る日本人はほとんどの人に足りています栄養素ですので、わざわざサプリメントで摂取すると過剰が心配です。リンも同様に日本人にはあまり必要ないものです。また逆に日本人の70%もの人に不足している葉酸とリコペンは積極的に補う必要があります。
また、米国製のサプリメントは粒が巨大なものが多いです。小指の先くらいの大きさが当たり前で、お子様やお年寄りには無理だと思えるほど飲み込みにくいものが多いです。(原)
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