肺ガンの再発で、緩和ケアしか残された道がない父の入院生活も1ヵ月を過ぎました。
毎日のように柏の国立ガンセンター東病院に通っているうちに、患者さんやそのご家族の方と顔見知りになりました。同じ境遇のせいか、短期間で気持の伝わる関係になれることが多いです。
患者さんのほとんどが父より年下です。30代、40代の若い患者さんやお子さんがまだ小さい患者さんもたくさんいらっしゃいます。皆さん副作用のつらい治療に前向きに取り組んでいらっしゃいます。
父の場合は、高齢で体力が無いために、治療ができないという状態なのですが、逆に考えれば幸せなことだと思います。76歳まで大病もしないでこれたことは、感謝するべきことだと思えてきました。
事故や急病で亡くなってしまう方もいらっしゃるのですからこうして、父としばらく一緒に過ごせることにも感謝です。(原)
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