肺ガンが転移再発してしまった父の今後の治療方針について、担当の医師から今後の治療方針ついての説明を受けました。
下腹部のガンはどんどん大きくなっていく一方でとうとう腸骨の一部を溶かしてしまっているそうです。そのため激しい痛みを伴っているので、すでに痛み止めにモルヒネを使用しています。
治療方針として、まず手術は無理だそうです。もともと肺ガンの転移が見つかった時点で手術はできないというか、他に散らばっているため手術をしても手遅れなので患者の負担が増えるだけで無駄になるなのだそうです。
抗ガン剤治療も無理だそうです。父のガンは悪性度が極めて高く進行が早いため、抗ガン剤が効きにくい上、高齢で体力が不足しているため、強い抗ガン剤はなおさら無理ということです。
さらに下腹部の患部のなかに細菌による炎症が見られるそうで、抗ガン剤治療によって免疫力が下がるとその炎症が悪化する可能性が高く、抗ガン剤の効果よりも副作用が強く出て治療関連死の可能性も高くなるそうです。
残された方法は、放射線です。とはいっても治療のためではなく緩和ケアで痛みを和らげるだけの目的です。メカニズムは明確になっていないそうですが、幹部に放射線を当てることによって痛みが和らぐことがあるのだそうです。
これが、外科と内科とで十分にカンファレンスを行った結果で、父にとっては最善の方法だそうです。
とても残念な結果となりましたが、前向きに考えるようにしています。
サプリメント屋の私から見ても、これほど悪性度が高く進行の早いガンにはサプリメントや健康食品で効果が期待できないことは明らかです。ただ栄養状態はだんだん悪くなって衰退していきますので、少しでも延命できるように栄養補給と免疫力を保つ目的でサプリメントは続けていくつもりです。(原)
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