昨日の「血液ドロドロ商法」のつづきです。
私は、時間が無いという理由でその場を去りました。買いもしないのに長い時間お付き合いいただきまして、ありがとうございました(笑)。
それではおかしなところを探してみましょう。
お医者さんのような白衣を着た人に誘われましたが、年配の方が白衣を着ているとお医者さんのように見えますね。でも医者かどうかは全く分かりません。私の父でも白衣を着たらそんな感じになると思います。資格などを証明する自己紹介はありませんでした。
椅子に座ったら何をするかの説明もないまま、指先の血液の流れる音を測りました。採血するわけではないのですが、人の体を検査するのなら、きちんと説明すべきです。
その指先の血液の流れる音を感知するという小さな機械は、本当にその場で聞こえている音なのでしょうか?機械を調べたわけではありませんので確信はありませんが、仕組まれているかもしれません。
私の音だと血液が「ベタベタ」といわれましたが、「血液ベタベタ」ってどういう状態なのでしょうか?その説明はありませんでした。「ベタベタ」っていうイメージだけですと、「血液ドロドロ」より悪そうなひびきですね。ちなみに医学的には、血液に「ドロドロ」も「サラサラ」もはっきりとした定義は無いそうです。
その後、医療用布団10分ほど寝かされて、もう一度血液の流れる音を聞いてみると「サラサラ・・・」という正常な音になっていました。音は本当だったとしても、次のような疑問が残ります。
・30万円もする布団に寝かされたので緊張もするし、期待もしたので血液の流れが良くなったのではないでしょうか?
・体が温まったので、血液の流れが良くなっただけではないでしょうか?それなら5千円の電気毛布でも同じではないでしょうか?お風呂に入るのと同じではないでしょうか?ジョギングと同じではないでしょうか?お風呂もジョギングもタダです。
今回は医療用布団についてではなく「血液ドロドロ商法」についてですので、商品についての見解はこのくらいにしておきますが、このあとの説明にもおかしなところがたくさんあります。たくさんあるのでまた次回にします。・・・つづく(K)
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