柏の国立がんセンタ東病院へ父の肺ガン術後6ヶ月目の定期検診に付き添ってきました。昨年の12月に手術をして、2月に2回目の検診、今回は3回目です。今日はレントゲンと血液検査でした。
父の肺ガンは摘出しましたが、5.5×2.4cmと大きく、胸膜浸潤もありましたので、再発の可能性が高いとのことでした。胸膜浸潤というのは、右肺下葉の外側までもガンが広がっていたということです。
UFTという抗ガン剤治療も検討したのですが、10人に1人しか効果が無いということでしたし、軽い副作用が出ましたので、抗ガン剤治療行っておりません。
見た目は元気で今では農業も一生懸命やっているようですが、術後から7kgも痩せてしまって、左腰から膝にかけて痛むようになったんだそうです。
「もしかしたら再発、転移による悪液質や放散痛では?」と心配しておりましたが、お陰さまで今のところ再発、転移の兆候はありませんでした。
「悪液質」とは、病気が原因で起こる栄養失調による全身の衰弱状態のことで、ガンによる悪液質の場合、ガン細胞が増殖するために食べたものから栄養素を横取りし、それでも足りなければ体内の組織から脂肪やタンパク質を搾取してしまうため、栄養失調になり痩せてしまうということです。
次回の検査は6ヶ月後の11月の予定です。ちょっと間が空くので心配ですが、抗ガン剤治療をやっていない場合は半年後でよいそうです。
皆さまにもご心配いただき、励ましやのメールをたくさんいただきました。本当にありがとうございます。心から感謝しております。(原)
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