フィリピンから一時帰国していた父が、自分も立派な年寄り、後期高齢者なのですが「日本には年寄りが多い」としみじみ言っておりました。
そこで平均年齢を調べてみると、
日本人男性79歳に対してフィリピン人は66.1歳。
日本人女性85.8歳に対してフィリピン人は71.6歳
だそうです。
男性約13年、女性約14年の差がありますが、その一番の要因は貧困や医療体制の不備等から、幼児死亡率が高いということだそうです。
フィリピン人は貧困のせいか、太陽の紫外線による光老化が激しいためかは分かりませんが、顔のしわなどから日本人より5~10歳ほど老けて見えるそうです。
フィリピンでは、サプリメントを飲んだりしてアンチエイジングを心がけた生活ができるような人は、ほんの一握りの裕福層だけです。
平均寿命には大きな差がありますが、乳児死亡率が高い、日本人より老けて見えるということも考慮して考えますますと、日本の街中にお年寄りが目立つのは、平均寿命の差だけではなく、お元気で外に出掛けるお年寄りが多いということも言えるのではないでしょうか。
日本に多いお元気なお年寄りでいるためには、何よりもバランスよく栄養素を摂取して、代謝をスムーズにすることが大切なのですが、年齢を重ねるにつれて消化吸収の能力が低下するため、栄養素の補給には若い時以上に注意を払う必要があります。(原)
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