先日このブログで「サプリメントなど加工食品は、消費者が自分で商品購入の判断をできるように、製品の内容を明確に表示することが法律によって義務づけられているので、サプリメントを選ぶ際には商品裏のラベルを熱心に見るように」とご案内しました。
ラベルの見方については、前にもお伝えしたことがありますが、とても大事なことなのでもう一度ご案内します。
原材料表示には、「多く使ったものから順番に表示する」というルールがあります。最近流行りの偽装表示をしているような、極めて悪質な商品は問題外ですが、そうでなければ、原材料表示の見るだけで、ある程度判断ができます。
栄養素が表示の最初に登場するサプリメントは、有効成分が主体の良い製品と判断できますし、逆に栄養素と関係の無い糖分や添加物が最初に登場するものは、有効成分より糖分や添加物が多い粗悪な製品であることが分かります。
サプリメントには、有効成分以外に、添加物や糖分が多く含まれていることがよくあります。サプリメントには、固めたり、表面を綺麗にしたり、飲みやすくするためにいろいろな糖分や添加物が使用されているからです。カプセルの原料や、タブレットを固めるための添加物であれば最低限使われていても仕方ありませんが、その他の着色料、香料、保存料などは、使用しないほうが良いはずです。
また、栄養素の名前がダイレクトに書かれているのは合成の成分であることが分かります。代表的な「ビタミン」の場合、原材料の表示に、「ビタミン B1」とか、「V.B1」とか書かれているものは、合成のビタミンB1 を使用しているという意味です。天然素材で作られたものは、「○○○○(ビタミンB1 含有)」とか、「ビタミンB1 含有○○○○」などと、○○には食べ物に近い名称が書かれています。
吸収が良く、安心で体にもやさしい天然素材のサプリメントを選んでいただきたいと思います。合成の原料は「かさ」が少しで済みますので、製品化するために添加物で増量しているものも多いです。(K)
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