私がこのブログで一番お伝えしたいことは、健康に長生きするための方法についてです。いろいろと他の話題ばかりになっておりましたが、今回はその話題に戻りたいと思います。

何度も書きましたが、健康に長生きするためには「生活習慣病予防」が一番大事で、そのためには、
「必要なものをきちんと摂る」
「害のあるものを摂らない」
「適度な運動をし、適度に休む」
「ストレスをためない」
ということです。

「適度な運動」については一応終わりましたので、次の「適度に休む」睡眠についての話題に移りたいと思います。

私は睡眠については専門ではありませんので専門的なことはお話できませんが、私が経験したことや学んだことをご案内したいと思います。

理想的な睡眠は動かしても目が覚めないくらい深い眠り、「子供のような眠り」です。ところが平成１２年、厚生労働省が１２歳以上の約３万人を対象に実施した調査では、日本人の５人に１人が不眠に悩んでいるそうです。「ナイトール」や「ドリエル」など、一般の薬局・薬店で購入できる睡眠改善薬の市場規模は年々増加し平成１４年の３２億円が１８年には７３億円まで拡大しているんだそうです。

生活スタイルが多様化し、深夜の仕事も増え、２４時間営業のコンビニやファミリーレストラン、インターネットや携帯電話が普及した、生活時間の２４時間化やストレス社会の中で、知らず知らず睡眠のリズムが狂ってしまう人が多いそうです。遅くまで働いていると脳が興奮状態となって、すぐに眠れないからパソコンやテレビに向かい、それが朝寝坊の原因となり、不眠という悪循環に陥るケースも少なくないそうです。

私どもの「健康１１０番」にも「不眠に効くサプリメントを教えて欲しい」とのご相談が増えています。不眠の原因は、ライフスタイル、ストレス、うつ病、病気など、栄養素よりはるかに大きな原因がある場合が多いので、正直、サプリメントでの改善はなかなか難しいのですが、銅、鉄、マグネシウムなどのミネラルが不足すると眠れなくなるということも言われております。

実は私も不眠で悩んだ時期があります。カウセリングを受けたことがあるのですが、その先生のアドバイスは「起きてなさい。寝ないで死んだ人はいないので寝ようと努力しないこと・・・」でした。

確かに「今夜もまた、眠れない。あと数時間で仕事なのに…」「寝なきゃ、寝なきゃ」と思ううちに、東の空が明るくなってる」という毎日でした。

半信半疑で、すぐには改善できませんでしたが、寝る努力をしなくなったらいつの間にか眠れるようになったように記憶してます。睡眠については、また続きます。（原）