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「アイノアール株式会社」のスタッフによるブログです。皆さまの健康に役立ちそうな情報やサプリメントについての情報、日記など、スタッフが楽しみながら書き込んでいきます。
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病院の待合室での健康セミナーっていうのは、いい考えですね。病気の方がたくさん集まっているのですからこれ以上の場所は無いでしょうね。

医師や薬剤師、栄養士などが連携して、健康や福祉に関わるあらゆる問題を、総合的に解決していく地域での実践活動「プライマリ・ケア」が実践されているようで、とても望ましいことと思いました。(K)

◇無理強いせず柔軟に
待合室が人で埋まるたび、日に何度でも即興で糖尿病教室が始まる。
旬の食材の活用法など堅苦しくない話や座ってできる軽い運動に加え、
時には患者の経験談も。
予約の1時間も前に来て、教室や患者同士の談笑を楽しむ人もいる。
「おかげで雰囲気が和み、患者さんが前日に食べた食事のチェック表を
書いてくれるようになった」と東京都板橋区の糖尿病専門クリニック「あいそ内科」
の相磯嘉孝院長(66)は話す。

患者は食生活などの「説教」に聞き飽きて、医者の話に耳を閉ざしがちだ。
相磯院長は血糖値の予想が的中すると賞品を贈るなど、
ゲーム感覚も交えて工夫を凝らしている。
都立病院の勤務医を経て93年、私鉄の駅前商店街の一角に開業した。
患者約1000人の病状を管理し、うち27%は「ヘモグロビンA1c」値が
8・0%以上と、血糖コントロールが困難な人だ。
患者の治療を支えるには「締めつけてはだめ」と言う。
その分、栄養指導に力を入れ、診療所では珍しく、常勤2人の管理栄養士を置く。

即興の教室は7年前、管理栄養士の桜庭由美子さん(45)の提案で始まった。
指導の合間の雑談から、「家族が入院した」など食事が乱れた背景も聞く。
桜庭さんは「まるで家族。一緒に年を重ね、ずっと寄り添っていくのは、
この仕事のだいご味です」と話す。

   ×  ×  ×

糖尿病の食事療法は、患者に無理強いせず、長続きできる態勢づくりが重要だ。
京都市右京区の「梶山内科クリニック」の梶山静夫院長(56)は
市内の病院給食業者と提携し、糖尿病食の宅配サービスを始めた。
食事療法の基本を学ぶ「教育入院」に代える狙い。昼食・夕食各924円と、
宅配するため割高だが、業者の栄養士が好みや病状に応じて患者個々人の献立を
作っている。座学の栄養指導より血糖コントロールの即効性があることが分かり、
「入院などできないという人に、食事療法の自信がつくまでの手段になるはず」
という。
「食事はまず血糖値を上げにくい野菜から、次に主菜、最後にご飯を。食べる順番に
気をつけるだけでも効果がある」と、同クリニックで管理栄養士を務める大阪府立大
の今井佐恵子講師(48)は話す。食べる順番を守ることでご飯の量が自然と減り、
2カ月で「A1c」が8・2から7・4に下がった人もいるという。

京都府栄養士会は毎年10月、地元ライオンズクラブと共同で
街頭食事指導を行っている。
血糖値を計り、同会が開発したパソコンソフトで食事の栄養バランスを分析する。
糖尿病に相当する高血糖の人が毎年必ず何人も見つかるという。
同会の管理栄養士、粟野三智子さん(67)は
「糖尿病や食事療法について説明すると『そんな話、初めて聞いた』と
驚く人が少なくない。国民病になっても、意外に浸透していない」と、
地域を挙げて粘り強く取り組む大切さを語る。
毎日新聞

患者が多ければ、待合室ですぐさま糖尿病教室が始まる。
患者が自らの体験談を披露することも=東京都板橋区の「あいそ内科」で


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