父の肺ガン手術から1ヶ月後の外来受診で国立ガンセンター東病院へ行ってきました。
手術で取ったものを顕微鏡で検査した結果の説明を受けました。
手術前のCT検査では、右肺の下葉に2.9cmのガンが見付かったのですが、実際に取ったものを調べてみると、
右肺の下葉の腫瘍は、腺ガンで大きさが5.5×2.4cmということで、予想よりかなり大きく、胸膜浸潤がありました。胸膜浸潤というのは、簡単に言うと右肺下葉の外側までもガンが広がっていたということだそうです。
幸い、リンパ節への転移は無く、今のところ他の臓器への転移はありませででした。
病期は転移が無いということでⅠB期だそうです。
しかし、ガンが思った以上に大きく、胸膜浸潤がありましたので、再発の可能性は極めて高いとのことです。
再発防止のため、抗ガン剤「ユーエフティー」治療を勧められました。「ユーエフティー」は副作用が比較的少ない抗ガン剤なのですが、効果のほうも10人に1人、10%程度だそうです。
「ユーエフティー」は母も大腸ガンの術後に1年間服用していました。母の場合は「ユーエフティー」と「ロイコボリン」という2種類の抗ガン剤を服用しましたが、副作用は全くありませんでした。副作用が全くなかったのは、サプリメントをしっかり飲んでいたからかも知れません。私はサプリメントの効果だったと思っております。
父の場合は「ユーエフティー」1種類だけを1年間の予定です。本人もやりたいそうなので、まず1ヵ月間だけ試してみることにしました。副作用があったらすぐに中止する予定ですが、父にもサプリメントをしっかり飲ませる予定ですので、副作用は出ないと思います。
父はガンが大きかったことに、少しショックを受けておりましたが、私は再発、転移の可能性が高いことは覚悟していました。
こらからも前向きにガンと共存していくしかありません。(原)
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