父の術後の経過は順調で、明日には退院する予定です。
父がお世話になった国立ガンセンターでは、手術に備えて「注意書き」を配っているのですが、その中に禁煙について書かれておりました。一部抜粋します。
喫煙者の方へ
タバコを吸っていると、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。特に術後に粘っこい痰が多く出て、痰を排除する体のしくみも衰えているために、肺炎を起こしやすくなります。禁煙をしていただくことで痰の量は減りますし、痰を出す体のしくみも回復に向かってくれます。禁煙の期間が長ければ長いほどよいのです。
あなたが手術を無事に乗り切っていただけるように、あなたのご家族も私たちも一生懸命なのですから、あなたがタバコを吸いっぱなしで良いわけがありません。喫煙という手術にとってとても危険な要素は取り除く必要があります。
今すぐ、完全にタバコを止めましょう。
お止めいただけないのでしたら、私たちは手術をお断りします。それでも、術後の体にまだ管がついている状態で点滴の袋を吊るすスタンドを引っ張って、喫煙所に行って吸っている患者さんを見かけました。
そこまでして吸いたいもんなんでしょうか?ガンになっても止められないものなのでしょうか?(原)
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