商品の偽装や賞味期限切れの偽装が止まりませんね。食べ物から建材まで毎日の偽装のニュースに、あまりびっくりしなくなってきましたね。
モラルの欠如、効率性や利益、見栄えを消費者の安全より優先している結果であることに間違いはないのですが、根本はみんなが感謝を忘れてるからのように思います。
製造会社の経営者もお客さまに感謝、社員に感謝、取引業者に感謝、商品を製造できることに感謝、商品を販売できることに心から感謝をしていたら、偽装して自分だけ儲けようなんて発想にはならないと思います。社員も内部告発する前に「間違ったことを止めよう」という声になると思います。
また消費者の「何でも安いものがいい」という考えが、製造側の「とにかく安くなければ・・・」「コストが下がるなら何をしても構わない」というという偽装事件の原因になっている側面もあるのではないでしょうか?
もちろん高ければいいわけではありませんが、消費者が価格だけでなく安全性を重視して商品を選び、その商品が手に入ることに感謝するれば、「消費者は安心できる商品を求めている」という製造側への意思表示にもなり、偽装する会社が無くなると思うのです。
私もこんな偉そうなことをいえるような立派な人間ではありませんが、感謝を忘れないように心掛けていきたいと思います。(K)
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