沖縄の離島、久米島で3月4日にされた「第1回シュガーライド久米島」というサイクルイベントに参加しました。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-05_30649/私はスポーツクラブで、固定式バイクを音楽に合わせてみんなで漕ぐという、比較的消費カロリーの高いレッスンを週、2~3回受けているのですが、そのスポーツクラブで「シュガーライド久米島」に参加するツアーを募集していたのです。
このイベントは、久米島全域を自転車で周遊し、島の自然や歴史、食文化、そして島民たちと触れ合いを楽しむイベントで、島を一周を走ると、最大標高差は209m。獲得標高差は約600mにもなり、かなり難関コースだそうです。
参加コースは久米島を3周する120kmのチャレンジコースと2周回する80kmのアスリートコース、35kmコースのビギナーコース、35kmを3~4人でリレーするファミリーコースがあり、私は35kmのビギナーコースにエントリーしました。
ビギナーコースといっても35km。私は今までこんな距離をも自転車で移動したことはありません。

最初は広いサトウキビ畑の真ん中や、青い海の海岸線を走ります。平坦な道はとても気持ちよく「銀の龍の背に乗~って♪」なんて鼻歌を歌いながら気分はまるでDr.コトーです。
最初のチェックポイントは「ミーフガー」という岩付近です。子宝にご利益がある岩なんだそうです。

次のチェックポイントまでが、とにかく厳しい長い上り坂です。どこまでも続く上り坂、本当に辛かったです。
一番軽いギアで上ったので、漕いでも漕いでも前に進みません。腿はパンパンになってくるし、標高が上がるにつれてどんどん風雨が激しくなってきて「何で、好きこのんでこんなことをやらなきゃならの?」と思って何度も自転車から降りようと思いました。
泣きそうになりながらも、沿道で応援してくれた島の人たちの声援に後押しされて、何とか頂上までたどり着くことができました。
頂上付近の比屋定バンタ。バンタとは「崖」の意味だそうで展望台があり、本来はそこからはハテの浜や、粟国島、渡嘉敷島、慶良間諸島が見える絶景ポイントなんだそうですが、霧で何も見えません。

ここからは下り。恐いくらいの凄いスピードで下ります。天気も回復してきて大声で叫びたくなるような最高の気分です。
最後のチェックポイント「バーデハウス久米島」付近

ここからは3kmほどでゴールです。
ゴール後の幸せなランチ会場

大会終了後には「ふれあいパーティ」が開催され、島の民謡「エイサー」を観ながら、オリオンビールや泡盛で苦しみを味わった仲間同士、大いに盛り上がりました。
何事もやってみないとわからないもんですね。
あまり興味のなかった自転車ですが、今回やってみて本当にはまりそうです。今回はレンタルパイクで参加したのですが、マイロードバイクが本気で欲しくなりました。
一緒に参加したみなさん、スタッフのみなさん、応援してくれた島のみなさん、本当にありがとうございました。(K)
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