このブログにしばらく登場していなかった車の話題です。
我が家の愛車アウディA4 2.4は、 1998年式で走行距離は173,000kmにもなるんですが、昨年末に6回目の車検に出したところ、いろんなところのオイル漏れと、ラジエーターの水にもオイルが混ざっていることが判明。
一応車検は通ったのですが、かなりひどい状態とのこと。全部修理することにしました。
まずは、タペットカバー交換しエンジンオイルの漏れを防止。タペットカバーとは、エンジンのカムシャフトやタペット、ロッカーアーム等ヘッド部分を覆っているカバーだそうです。
次は、デフサイドシール交換してディファレンシャルからのオイル漏れを防止。ディファレンシャルとは車は曲がる時の内輪と外輪の回転差を相殺するための機械だそうです。
そして、グローバイホースの交換。グローバイホースとは、排気ガスやオイルの蒸気が混ざった気体をもう一回燃焼させるためにスロットル手前に循環させているホースだそうです。
このグローバイホースがちょっと力を加えるとパキっと折れてしまうほど硬化していて、中はオイルやらゴミがベッタリ詰まった状態でした。まるでコレステロールが血管が詰まった動脈硬化のような感じです。
これが詰まることでも、オイルの漏れの原因になるんだそうです。
全て交換後、フラッシングオイルなるオイルを入れてしばらくエンジンを廻し、汚れを洗い出したんだそうです。
私は車の構造には全然詳しくないのですが、修理屋さんから受けた説明は、以上のような内容です。
車を修理するたびに思うのですが、お金はかかっても、車は部品交換ができるからいいんです。人間の臓器の故障だったらそうはいきません。臓器移植といってもほんの一部が可能なだけです。
車以上に、日頃の身体の整備って大切なはずなのですが、自分の身体をしっかりメンテナンスしている人ってなかなか少ないように思います。(K)
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