岩手県在住の母の大腸ガンの定期検診のため、千葉大学付属病院に立ち合いました。
母は3ヶ月ごとの定期検診のたびに千葉に来ていて、本来は3月末に定期検診を予定していたのですが、東関東大震災の影響で東北新幹線が不通になり、検診を延期していたのです。
震災発生直後の仙台から一関あたりの鉄道の被害をTVで観ましたが、こんなに早く復旧するとは想像できませんでした。しばらく千葉大での検診は受けられないだろうと覚悟していましたが、お陰さまで3ヶ月伸びただけで済みました。
検査結果は、腫瘍マーカーは7.9と少し正常値より高めでしたので、肺と肝臓のCTスキャンによる画像診断も追加してもらいました。結果は特に問題ないとのこと。一応一安心です。
術後当初は、大腸ガンの腹膜転移でステージ4、5年生存率33%という少し厳しい状況でしたが、お陰さまで術後6年になります。
大震災で健康な人も、大勢一瞬にして亡くなってしまいました。母の知人も何人か亡くなっています。「ガンでもこうして生かされている命を粗末にすることはできない・・・」と母が話していました。(原)
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