健康食品の広告などに、「1分間に○○個売れています!」とか「○○秒に1本売れています!」というような宣伝文句を、よく目にします。
消費者は、「効果があるのでこんなに売れているのだろう・・・」と思いこんでしまうしょうが、実際はそうとも限りません。
東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県の五都県広告表示等適正化推進協議会の調査によると、現在も注文が殺到している等、その状況が継続しているかのように表示しているが、実際は過去の一時点での販売実績に過ぎないものがあるそうで、景品表示法に違反するおそれのある表示だそうです。
景品表示法では、商品、サービスの品質を実際よりも優れていると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品、サービスよりも特に優れているわけではないのに、あたかも優れているかのように偽って宣伝する行為が優良誤認表示に該当するとして禁止しています。(K)
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