「冷燻製」を作りました。私が通っているパン教室のご主人が私の師匠です。
燻製には「冷燻」「温燻」「熱燻」の三種類があり、冷燻の温度は30℃以下、温燻は30~80℃、熱燻は80℃以上だそうです。
「温燻」が一般的な燻製方で、「熱燻法」は短い時間でできますので、時間が限られたアウトドアなどでよく見かける燻製方だそうです。
「冷燻」は、長い時間をかけてじっくりと燻します。燻製器内の温度を30℃以下にキープするためこのような大きな燻製器が必要となります。

燻煙時間が長いので、水分が少なくなり、長期保存が可能な本格的な燻製に仕上がります。
「冷燻」は暑く湿気の多い時期にはカビなどの発生や食材が腐る可能性があるので、この時期にしかできないのだそうです。
食材は、豚、鶏、ゆで卵、お豆腐、クリームチーズなどです。お豆腐は水分を切って、クリームチーズはクッキングペーパーに包んで燻します。
今回は午前9時から夕方の5時くらいまでかかりました。もちろんでき上がった燻製は、その晩の「おつまみ」となります。
長時間かけて作った燻製の味は格別です。あまりの美味しさに、この大きな燻製器をオーダーしてしまいました。
次回は、我が家に食材を持ち寄って燻製作り+燻製パーティーを楽しみたいと思います。
ただ冷燻作りは、自分も燻製になったと思うくらい身体中燻製臭くなります。(笑)(K)

