フィリピンマニラに在住の父に肺ガンが見つかりました。
6年前から2年に一度、帰国して郡山にある総合南東北病院でPET-CT検査を受けていたのですが、今回の検査で肺の上葉部先端にすりガラス状の初期のガンが見つかったのです。
総合南東北病院肺X線検査などの一般的な肺ガン検診では、発見出来ない程、初期だそうです。
父は昭和5年生まれの82歳、ガンになっても全く不思議ではない年齢です。このように初期で発見出来たことは、本当に幸運なことです。
総合南東北病院は検査だけが目的でしたので、治療のために千葉大学付属病院に紹介してもらいました。
千葉大学付属病院では、手術を勧められましたが、本人の希望で重粒子医科学センター病院に移って重粒子線治療を受けることにしました。
重粒子医科学センター病院重粒子治療を受けられる施設は、現在国内に3か所しかないそうなのですが、そのひとつ、重粒子医科学センター病院は、たまたま近所だったのです。
昔、父は年に一度現地で開催される見学会に参加したこともあり、もしガンになったら重粒子治療を受けてみたいと考えていたんだそうです。
たまたま千葉大学附属病院の医師の友人が重粒子医科学センター病院にいたそうで、そちらへの紹介も、とてもスムーズに進み、6月18日から重粒子線治療を受けることになりました。
同じようなご病気の方の参考にもなると思いますので、今後の治療の経過などの詳細は、その都度このブログで紹介していきたいと思います。(K)