父の入院する病院、国立がんセンター東病院には、財産法人がん研究振興財団が、広報活動事業の一環として、主にがんに対する啓蒙を目的とした刊行している冊子をもらうことができます。
ガン予防のために
「がんを防ぐための12ヵ条」
「やさしいがんの知識」
「君たちとタバコと肺がんの話」
ガン患者のために
「がんとどう付き合うか」
「抗がん剤治療を安心して受けるために」
「知っておきたい放射線治療」
「緩和ケアを知っていますか」
などたくさんの発刊物があります。とても勉強になるのでもらってきました。
その中に一冊、「君たちとタバコと肺がんの話」は中学生・高校生への喫煙防止教育指導用のパンフレットです。
タバコと肺がんの発生には深い関連があることは常識ですが、喫煙開始年齢が若いほど、その影響も大きいということが説明されています。
60才になった時に肺ガンで亡くなっていている確率は、15才になる前から吸い始めた人は、非喫煙者の30倍、
16才から25才の間に吸い始めた人は15倍、
26才から吸い始めた人は7倍
というデーターも示されております。
ちなみに今回肺ガンになった、私の父はいきがって16才くらいから吸っていたそうです。やめたのは62才だそうです。
若いころからの喫煙は、年とってから後悔することになりますので、ぜひ中学生や高校生に読んでいただきたい内容です。
インターネットで調べたら、ダウンロードもできるようです。(原)
http://www.fpcr.or.jp/